CASE STUDIES

事例紹介

顧客接点のイメージを統一しました。

— 会社案内、Web等対外広報物を全面リニューアルして —
ブラザー印刷株式会社
取締役会長 岡田吉生
窓の整備
この度、対外広報物とWebを全面リニューアルしました。ロゴマーク、会社案内、業務案内、フォルダ、封筒、名刺、便箋等、そして当社Webサイトです。今まではそれぞれに存在していたのですが、それを一目でブラザー印刷とわかるように統一デザインとしました。それはデザインにとどまらず、商品の再定義を行い、提供価値のメッセージも統一しました。これは、顧客接点(タッチポイント)のイメージ統一、つまり「壊れ窓理論」でいう窓の整備であります。

お客様は窓・顧客接点を通して会社の実態を垣間見ます。ショーウィンドウに飾られた商品を見て買おうかと思います。窓が壊れていたり、汚れていてはなんともなりません。それが今回の統一リニューアルの動機です。この「窓」は、広報物に留まらず、会社の環境整備(5S)、社員の立ち振る舞いも言わば「窓」でしょうね。その辺の整備も並行して実行中です。
紺屋の白袴じゃいけません。
ブラザー印刷は制作会社として、お客様の会社案内やWebサイトをお作りしているのですが、自社のそれが整備されていなければ、お客様の信用が得られません。それらが統一されていなければ、「顧客接点広報物の戦略的運用」つまり「会社案内とWebは統一イメージで連動したものを作りましょう」なんて、お客様に提案できるはずがありません。

しかしながら、「紺屋の白袴」とはよく言ったもので、自社のものは後回しになりがちですね。当社は、そんな後回しになりがちな企業として重要な「顧客接点広報物の戦略的運用」を提供価値・商品としています。「効果のある広報物づくり」という商品をお客様に提供しているのです。
それが当社の制作事例、品質保証
ありがたいことに、うちのような印刷会社(いや制作会社)にとっては印刷物・制作物そのものが「作品事例」となります。こんなものを作ることができますよ。こんな仕組みが作れますよ。という商品宣伝にもなります。

会社案内制作、Web制作等の成果物は、お客様のものであって、当社のものではありません。そう、当社は特定の具体的な商品があるのでなく、お客様のニーズに応じて作るという業種です。したがってこの度、顧客接点イメージを統一した当社の事例そのものが当社の制作実績・サンプルとなり得るのです。ありがたい業態なのです。
小さな会社ほど必要な会社案内
実は、小さな会社ほど会社案内は必要なのです。「うちのような会社に会社案内は必要ないですよ」という声があります。しかし小さな会社ほど社長さんが何役もやられて忙しいのが実情です。忙しくて細かいことには手が回らない。会社のことを語り、人を育てる時間も取れない。そこで社長さんの役割の何分の一かを果たしてくれる会社案内が必要となるのです。

役割の一部と言いましたが、最重要な社長の情報発信でもあります。どんな会社かを知らせる、販促ツールとする、求人案内の役目をする、また、その会社案内を元に会社の説明もできるプレゼンツールにもなります。この愛知県は製造業も多く、B to Bのお付き合いの会社も、広報宣伝の必要を感じていない企業も多いようです。「今でも手がいっぱいで、これ以上仕事が来ても困る」という企業もあります。

でも、どんな形態の会社でも、「企業の使命は顧客の創造である」(ドラッカー)なのです。市場に我が社がなんたるかを示し続けていくことが「顧客の創造」につながり、企業永続のための採用にもつながります。
小さな会社ほど必要なブランディング
小さな会社ほど会社案内が必要だと言いましたが(何度も、小さな、小さなって、すみませんね。失礼ですね)、同様に小さな会社ほどブランディングが必要だと言えます。小さな会社は(まだ言うか)万人を相手にする商売ではありません。ですから、万人の中から、自社に合ったお客様に選んでもらうためのツールが必要だと思います。それが会社案内などの、「どんな会社か」「何を作っているのか」「何が強みなのか」を伝えるためのツールなのです。

それらのツールを制作する過程で「会社の目的」を確認し、「提供価値」を再定義するなど、業務の再確認や見直しに有効なステップを踏むことができます。外に向けての効果をより強固なものとするとと共に、会社が成長する糧となるのです。

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