ドラッカー曰く、「企業の目的は、顧客の創造である」
企業は、顧客を継続的に創り続けていくことで、発展し存続する。
この「目的」を因数分解することで、その実現のための戦略・戦術が企てられる。
「顧客の創造」の「顧客」とは、当社の商品を買ってくれたお客様、当社に発注してくれたお客様、
当社を必要としてくれたお客様のことであり、単なるお客様でもなければ、市場のことでもない。
世界中の見込み客の中から取引する関係に辿り着いて「顧客」となる。顧客=クライアント=依頼者のことである。
販売するということである。開拓をするということである。
それを支える大きな要素がマーケティングとブランディングとイノベーションである。
マーケティングで売る算段をし、ブランディングで被選択力を高め、イノベーションにより商品価値を高める。
企業はそこにリソースを投入する。つまり投資である。
その戦略投資と言えるものが3つある。
「広告宣伝」、伝えることが必須である。知られなければ買ってもらえない。
「研究開発」、商品力向上である。差別化につながる。
「教育」、すべてに優先する。人的投資である。
そんな投資のひとつ、「広告宣伝」つまり広報の重要性を説くコラムを今書いているという次第である。